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2013年05月17日

沼津で映画を。

昨日は沼津ジョイランドシネマさんのメンズデー。

という訳で1000円をお支払いしまして、

中上健次原作、若松幸二監督の「千年の愉楽」を

一人観て来ました。

中上、若松ともにファンの私としては見逃せません。




映画そのものの評価は、ぜひ皆様方にご覧頂きましてのお楽しみということで。

帰り際、対談集「若松孝二の時代を撃て!」を買いました。

故赤塚不二夫さんや、井筒和幸監督ほか、いろいろな方たちとの対談が収録され、

中味の濃~い一冊になっておりました。こちらはオススメです。

さて、若松監督がむかし書かれた文章のなかに、

「(新左翼系の)活動家が他人のカネをあてにしているようじゃダメだ。

マグロ丼屋のチェーン展開でもして、自分たちで資金を調達しろ!」

みたいな表現があって、若かった私も随分と触発されました。

本作品が遺作となってしまいましたが、

自分の中の若松スピリッツのようなものを大事にしていきたいと思います。

最後に。

沼津の街も西武が撤退して、本当に寂しくなりましたね。

でも大手資本はまさに資本の論理で動いているわけで、

儲からなければ去っていくのは当り前です。

そうではなくて、「この街が好きだからここで商いをする」、「いい映画が好きだから

街へ行く」みたいな、人の素直な感情の循環が、街の再生にはかかせないんじゃないだろうか。

沼津で映画を観ること。けっこう好きですよ。




  

Posted by オーガニックコットン at 15:21映画